AD考察



これ。
出ている時間軸とプロジェクトFの動画の中のガラテアについての情報の兼ね合いでADが2014年だと思ったけど、プロジェクトFの始まりがここだっただけらしい。
2004年にデストルドーに唯くんが触れて、ガラテアが生まれて、10年間はなにも動かなかった話になる。
小早川千紘さんのムービーは西暦2000年。どうしてなにも起きていないのに録ったのか。1924年デストルドー自体は発見されているのでそのタイミングはわからない。

晶さんのTwitter
10/9に始まる。
9/9に晶さんが入寮だと仮定して、事故から一ヶ月後。
死者107名(ピグマリオン18名含む)、重軽傷者8名、行方不明者1名。
行方不明は晶さんだと思われ。
・こちらが雨のとき、雨は聞こえる。
・外気温はわかる。
・紅茶が飲める。淹れたものかペットボトル入り飲料かは不明。
・夜から朝にかけてのツイートが多い。
・「まだいえない」。
・端末は自分のものではない。しかし端末は組織のものを使うとは思えない。後援者が貸している? 充電が切れそう等のツイートがない。

2014と2018。
2000:動画撮影
2004:ガラテアが生まれる
2014:プロジェクトF開始
2018:AD
2019:デスナイン
でいいのだろうか。

舞台「デストルドー9」を見て、今更ながら感想

まず一言。控えめに言ってもやばかったし泣いた。

★舞台に行くつもりのなかった人間が行くまで(ここは読む必要がない)

事前情報で公式Twitterと前日譚ノベルゲームがあったわけだけど、本当は忙しさにかまけて行く予定はなかったんだ。でも、前日譚ノベルゲームが無料配信ということでストーリー知りたいしやってみようかなって思ってやってみた。Android版配信初日(9/14)だった。
エンディング分岐がいくつかあるのも知らないまま始めて、最初にed3を引いたからいくつか数があるんだなってことで公式Twitterに舞い戻って見てみると5つもエンディングがあるらしい。全部探すと非売品ブロマイドか、やってやろうと思った。この時点ではまだ行く気はあんまりなかった。でもed5を見つけるとき、わざわざこれを作ったんだから皆の事を知って欲しいという理由なはずだと思ってそれまでに見つけていたedの内から選んだらいけない子以外を見ていった。Eチームを(一人残して)見終わってボタンが灰色になったのをみて「やっぱりこれが正解か」と思ってそのままSチームも見ていった。
結局のところ、ed5の終わり方に完全に射止められた感じだった。ed5でもまた野一色晶は死ぬのかと思ったらそんなことない。いきなりはじまるPV。流れる映像。追い付かない思考。完全に見に行くことに決めたのはクリアした夜中。二時間くらい格闘したのちの陥落だった。
そのあとは流れるように一日で両部観劇するようにチケット予約して、プロジェクトFの記憶や物販情報なんかを見ながら寝た。絶対に台本とブロマイドは買おうと思いながら。
それからぽつぽつと公式Twitterから情報がこぼれてきて、それを拾って一週間過ごした。9/18に上がった45秒の映像で三日間楽しむくらいには楽しみだった。
まぁ、なんやかんやで当日。早めに動く癖のせいで開場の一時間前には着いていて、劇場の周りを散歩したりだとかしていた。
それでもロビーで少し待って、やっと開場した。その日のマチネはS席でとっていたから受付でゲーム特典とS席得点のブロマイドをもらい、物販で台本とS・Eのチームブロマイド、パンフレット、汐谷さんの個人ブロマイドだけを買った。講演後も、物販あるって聞いたしソワレも見るんだからいいかなって思ったから。
そして、席へ。
7列目、あまり近くなくて見易いなって思った。あまりにも近いとあの広い舞台が見渡せない。舞台の蝶々の照明がすごくきれいで、開演までの十数分それを眺めてた。
開演。暗くなるなか、これから自分はこの舞台にどうされるんだろうと思った。開幕の前、セットと照明だけで浮き足立っているのに、と。
最初に親の声より聞いた音楽。あ、これ公式Twitterで上がってたやつだ、唯くんだ。何かに触れてる?
……始まった。

そして目が二つじゃ足りないよっていうダンス、一人ずつ捌けていって、先生たちも出てきたりして、そっかここが紹介パートだなって。
ここからは一人づつにしないとキリがないね。死亡者名簿に乗っ取って上からいこうか。

★生徒、ガラテア一人ずつについての感想


颯くん。
ビジュアル出てたのみて思った、かわいい。でも設定がしんどそう。ずっと怯えてるんじゃないかなって思ったら後半、その通りだったね。10年後の「無理無理無理嫌だ嫌だ……」っていうのすごいかわいそうだった。颯くんはEチームの皆にも共感してしまうんだろう。誰も殺したくない、死んでほしくない、でも、死にたくない。苦しかったろうな。

遼くん。
みんなのオカン。任されてるからな!っていうとこ好き。世話焼きか~いいな~。「守らないと」、っていうのも頼くんが大切なんだよね。准頼遼トリオのお目付け役オカンは大事な立ち回りだわ……納得。殺されるのに抵抗はしない。自分の意思を貫く。さすがお目付け役だ、そうでないと。でも、それくらい曲げてもよかったんだよ。

猛くん。
弟くん、10歳だったんだね。静かに語るパート、しんみりしててさ、そっか、弟が大切なんだなぁって。綜真くんぺちぺちたたくとこは弟を見ていたのかなって。なんとなく。学校に籍がないのは18人中彼だけで、台本のキャラ設定でも一人学年がない。ある側面では彼は正義なのに悲しいと思う。でもやっぱり優しい子だった。唯くんに熱は、ってするの面倒見のいいお兄ちゃんならではだよね!

幾実くん。
ひかりちゃんと関係を持ったのはどうしてかな。意味なんてないし、愛なんて無い。ただ利用したのはわかるけどそれにしても無情だなぁ。ひかりちゃんの見た目したガラテア見てどう思った?それが疑問。
まぁ、頼を大切にしているのはわかった。そうする必要があったから。恐怖支配うまかったな。准くんのときも、遼くんのときも、手際がよすぎる。そういう想像をずっとしてきたんだろうな。もしかしたら中学生の時から。

綜真くん。
チワワみたいっていうのわかる。開幕から唯くんにガン飛ばすしガラテアいきなり動かすし……動かすとこのタイミング?っていうのかな、めっちゃすごい。
最初(10年後)の唯くんに声かけるとこ、丸くなってる気がしたのは仮にも10年という時間か。
観劇し終わってからTwitter見つけて、本当は唯くんと友達になりたかったんだなって。
20年後に、友達になれたかな。なれてるといいな。28歳の綜真くんは背も伸びて落ち着いててかっこよくなってるだろうな。
水族館、行けてよかったね。

環くん。
生来のかわいさ、要くんが嫉妬するよなそりゃあ。要くんは、努力の子だから。
制服の時パーカー着てるのかわい~ってなった。滲み出るかわいさ。要くんに絡まれてブスとか言われてて二人の絡み好きだった。

久哉くん。
君も脆い。おちゃらけていて、「なんとかザウルス」のくだりのポーズがかっこよくてすき。思っているよりもチャラくてチワワ2みたいだった。ダンス捌けるときのポーズいいよね。守野先生にガン飛ばすとこは仮にも先生に絡んじゃだめだよーって気分だった。

要くん。
可愛いけど裏があるっていうか、毒吐くタイプいいよね。
B&Eされたときの苦痛、侵食されてるみたいなの苦しい。そのあと怖がるみたいな感じになって優くんに抱き締められてて、優くんなら大丈夫なんだなって、なんか嬉しくなった。そのあと寝転がったあともずーっと虚ろな表情で顔動かしてみたり腕ひらひらしたり、壊されちゃってても、全部見ていてくれたんだよね。しかも、B&E10年後には治ってるってどこかで見た気がした、気のせいだったかな。
猛くんの語りの時に寝転がるときにつらくない位置探すのにも慣れたろうなっていうのも思った。

敬くん。
クロバットやばいな…。すごい。妄想タロット占いのシステムはどうなってるんでしょう気になる。端にいてもカード切ってたりダンス捌けるときもやってた?よね。すごい。太陽の逆位置は結局一度も伝えられなかったけど、大丈夫だよ。
タロット占いしてほしい。

奏太くん。
才能とかじゃなく、音楽は好きなんだよね。音楽一家に生まれなければ幸せに暮らせたんだと思うと苦しいね。オケとは違って……ってとこ音楽が好きなんだなって微笑ましくなった。才能がないのが後ろめたいのが伝わってきてつらかったな。

唯くん。
生まれてきてくれてありがとう。
まずこれを言うべきだと思うんだけど、まぁそれは置いてだよ。円香さんにしたことは許さない。許されない。一生背負って欲しい。プロジェクトFでリセットできると思うなよ。同情はダメだろう。好きかどうかもわからないのに。それはだめ。だめだよ。
開幕の語りの声すごい通ってて、マイク無いのわかっててもちょっと探した。
吐きそうな演技も三段階、違いがわかるわ…すごい……。頼くんの放送に釣られて行ったときは頼くんを信じていたのかな、信じたかったのかな…逃げたかったのもあるんだろうけど。
希望編が唯くんには一番辛いと思う。准くんや遼くんより頼くんにとっての自分は軽いもので、信じているものに殺される。頼くんに刺されたときどう思った?悲しみかな、苦しみかな、わからないけどさ。
目が覚めた後の世界で、幸せに生きてくれ。円香さんにしたことは背負ってなお幸せになって欲しい。

優くん。
詐欺グループの子なのはわかってたけど優くんになら結婚詐欺かけられてもいい。よき変態でしたね。手を縛られたあとに「おーっ」てするのよかった。無邪気。
無邪気だから歪んでしまったんだね。自分がいないとダメな存在が欲しいっていうのはかわいがりたいのかな。依存させたいのか。そうやって結婚詐欺もしたんだと思う。だから依存させるのは上手なんだね。……これはガラテアちゃん優くん由来になる可能性もあったんじゃないかな。
要くんの真似するとこ好き。かわいい。
怒るとこは要くんへの愛があってよかった。
(頼くんのとこでも書くけど行く道中ずっと曲聞いてた)

頼くん。
「全員ーー殺す」の低い声、心臓が握られる思いがした。すごいな、いつもふわふわした感じなのに、そんな暗い声出せるんだ。(行く道中ずっとしお盤推しの王子様・君だけのラブソング・二人のMのソロ曲・3rdアニバのソロそれぞれリピートしてたからっていうのもある)
翊動で苦しそうに胸元押さえてるのもしんどかった。それよりもごめん、その直後家のほのぼのシーン、通学カバンに見馴れた鳥がいるではないか……。ほのぼのシーンのバッグ寄せて移動するのかわいすぎたよね。
希望を先に見たタイプだから、最後の刺すところを最初に摂取したので「希望……? これが希望……? 絶望では? これが希望なら絶望とは?」とマチネとソワレの間中考え続けることになった。
それはそうと、「だって俺、二人がいないと生きてけない」って言葉は凄かった。身の毛もよだつ違和感。演技は勿論上手い、声もいつも通りのほんわか加減。なのに違和感がすごかった。頼くんとしての在り方への違和感だったんだと今は思う。
目が覚めてしまって、一番絶望するのはたぶん君なんだ。准くんも遼くんもいない、ひとりだ。幾実くんの恐怖支配を受けて、唯くんをどうやってまた憎まないでいれる。頼くんはかわいそうだ。

公博くん。
いい子なんだよね。いい子だから割りを食った。誰も信じたくなくなるね。とっても有名だったんだね。Sチームは闇がない。絡んできても悪意がないからいっそう辛い。すごい身が引けてたもんね。
頭もいい子だった、というよりちょっとオタクっぽさがある。ギリシア語のくだりとかね。
目が見えにくいから目が使えなくなっても問題ないっていうのすき。

准くん。
好き。めちゃくちゃ好き。
B&Eされたあと苦しそうに足がぴんって床を蹴るとことか、呻くとことか本当に苦しそうでこっちが苦しくなったよ。最初のほのぼのシーンのパーカー……いい(優くん風)。頼くんにプロポーズ、あ~好きです。「俺でもそうしてたよ、頼」っていうのが頼くんに絶対の信頼なんだよなぁ。
なんですぐ殺されてしまうん……?
でも、頼くんを守ってB&Eされて、頼くんのせいで、頼くんの意気地無しのせいで(結局は幾実くんが頼くんを完全に支配するためにだけれども)君は死んだんだろう。最期は頼くんにすべて関わっている。それは、幸せ?
見ていて割愛されていることに気がつけなかったのが失態だなぁ。「俺がお前でも~」の台詞は聞こえていたからそっちに気が向いてしまっていたんだろうな。
なんやかんや最初に脱落してしまう准くんだけど、一番の推し。

倫太郎くん。
頭いい系の子だー。推察とかしてる。すごい。っていう純粋な感想。あんまり主張が強くないけど、存在感がある。ちゃんといるのがかわる。冷静なんだよな君は、最後まで。

雄吾くん。
飴ちゃん!!!! っはー、かわいい。君はあれだ、なんでも覚えてしまうから大人が手を余した結果の幼稚さか、それは。要くんと言い争うのかわいい。そこは大人の対応できないんだー!っていう愛しさ。小さなことも忘れられないのは苦しいんじゃないかな。要くんの一挙手一投足、苦しんでいるところも忘れられない。
でも、唯くんが起きるまでの10年間すべてを記憶できる。解決法を考えるときもしらみつぶしにやってもおんなじことを二回しなくてもいいということだ。効率がいいな。

虎徹くん。
純粋で、公博くんに絡んでいくのはやめてあげて、なったけれど君はサッカーが好きなだけだ。他意も悪意もないんだよな。それが人を傷つける凶器にもなることに気づいていない。悪いことではないけど、よくもない。
本当は強くはないけれど、打たれ弱くもない。できれば関わりたくはなかったんだと思う。

円香ちゃん/ベリーちゃん。
幸せになってほしい。幸せに、なってほしかった。都会じゃないとこ(見馴れた感じ)の高校生って感じであどけなくて、自分とお腹の子に責任を持ってる。子どもだけ殺せなくて飛び降りたのだとしたら、立派に大人だと思うんだ。大人になりかけのやつの戯れ言だけど。
ベリーちゃんは、倒れるとことか立ち上がるとこ外力働いてない? 自力で動いてる? 本当に? 嘘だぁ…。
がちゃがちゃダンスすごい。きれいな動きより大変じゃない?

ひかりちゃん/アネモネちゃん
幾実くんが好きで、少なくとも中学生の時から知り合いで、でもあんなフラれかたはないよな。もっと叩いときゃいいのにー。
アネモネちゃんは動きが優雅だよ。さすが幾実エンケパロスの操作。Sチームは動きがぴったりだからね。


★まとめると、
優くんのいってることわかる。
「脆い子の方が可愛い」


もう長ったらしい感想?妄想?ここまで読んでくれてありがとうございます。


★追記
デストルドー9ADは個人的考察から勝手に2014年だと思ってて、理由が
・プロジェクトF参加者向け資料映像の中の「ガラテアに人間の武器は通用しない(2014年度資料より)」
・ひかりちゃんの「ちょっと気になる時あった、中学の時」という言葉。(2019年に19歳の子は2014年には14歳…中学生だからっていう安直加減)→「記憶にない」っていうけど幾実くんだよ?誤魔化してると思うんだ。




ーー2020年までロスは続く。